薬用植物総合情報データベース

生薬詳細

生薬名ビワヨウ
生薬英名Loquat Leaf
生薬ラテン名ERIOBOTRYAE FOLIUM
生薬和名枇杷葉
基原植物 Eriobotrya japonica Lindley(ビワ)
部位
局方収載
食薬区分非医
生薬成分トリテルペノイド:ursolic acid, oleanolic acid, 2α-hydroxyoleanolic-acid-methyl-ester など 精油:transnerolidol など    その他:amygdalin, 糖類, タンニン, 有機酸 など
成分(化合物) Corosolic Acid(コロソリン酸)
性状本品は長楕円形~広ひ針形で,長さ12~30cm,幅4~9cm,先端はとがり,基部はくさび形で,短い葉柄を付け,辺縁には粗いきょ歯がある.ときに,短径5~10mm,長径数cmの短冊状に切裁されている.上面は緑色~緑褐色を呈し,下面は淡緑褐色で,淡褐色の綿毛を残存する.葉脈部は淡黄褐色を呈し,下面に突出している. 本品はわずかににおいがあり,味はほとんどない. 本品の横切片を鏡検〈5.01〉するとき,上面及び下面のクチクラは厚く,さく状組織はおおむね4~5層で,ところどころに葉緑粒を欠く大型の細胞を認める.主脈部では並立維管束は木部側の基本組織の湾入によって一部切断されたほぼ環状を呈し,師部に接する繊維群を認める.葉肉中にはシュウ酸カルシウムの単晶及び集晶を認める.綿毛は単細胞性で湾曲し,太さ約25μm,長さ1.5mmに達する.
用途消炎,鎮吐,排膿
調製法
エキス収率
文献情報
処方辛夷清肺湯
モデル試料  
遺伝子情報  
日本薬局方情報 定量法
確認試験法
確認試験法(TLC)
乾燥減量
灰分
酸不溶性灰分
エキス含量
精油含量
純度試験
その他
NMR情報  1件
漢方処方情報
生物活性情報