薬用植物総合情報データベース

生薬詳細

生薬名ガイヨウ
生薬英名Artemisia Leaf
生薬ラテン名ARTEMISIAE FOLIUM
生薬和名艾葉
基原植物 Artemisia princeps Pampanini(ヨモギ) , Artemisia montana Pampanini(オオヨモギ)
部位葉及び枝先
局方収載
食薬区分非医
生薬成分精油:cineol, α-thujone など   脂肪酸:capric acid, palmitic acid, stearic acid など タンニン:caffetannin など   その他:ビタミン類,arachinic acid, amylase, invertase, catalase, peroxydase など
成分(化合物) Scopoletin(スコポレチン) , Umbelliferone(ウンベリフェロン)
性状本品は縮んだ葉及びその破片からなり,しばしば細い茎を含む.葉の上面は暗緑色を呈し,下面は灰白色の綿毛を密生する.水に浸して広げると,形の整った葉身は長さ4~15 cm,幅4~12 cm,1~2回羽状中裂又は羽状深裂する. 裂片は2~4対で,長楕円状ひ針形又は長楕円形で鋭尖頭,ときに鈍頭,辺縁は不揃いに切れ込むか全縁である.小型の葉は3中裂又は全縁で,ひ針形を呈する.本品は特異なにおいがあり,味はやや苦い.本品の横切片を鏡検〈5.01〉するとき,主脈部の表皮の内側には数層の厚角組織がある.主脈部の中央部には維管束があり,師部と木部に接して繊維束が認められることがある. 葉肉部は上面表皮,柵状組織,海綿状組織,下面表皮からなり,葉肉部の表皮には長柔毛,T字状毛,腺毛が認められる.表皮細胞はタンニン様物質を含み,柔細胞は油状物質,タンニン様物質などを含む.
用途止血,月経調整作用,去痰
調製法
エキス収率
文献情報
処方芎帰膠艾湯
モデル試料  
遺伝子情報  
日本薬局方情報 定量法
確認試験法
確認試験法(TLC)
乾燥減量
灰分
酸不溶性灰分
エキス含量
精油含量
純度試験
その他
NMR情報  1件
漢方処方情報
生物活性情報