| 生薬名 | キョウカツ |
| 生薬英名 | Notopterygium |
| 生薬ラテン名 | NOTOPTERYGII RHIZOMA |
| 生薬和名 | 羌活 |
| 基原植物 |
Notopterygium incisum Ting ex H. T. Chang
,
Notopterygium forbesii Boissieu
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| 部位 | 根茎および根 |
| 局方収載 | 局 |
| 食薬区分 | 専ら医薬品 |
| 生薬成分 | 精油:limonene, pinene など クマリン誘導体 |
| 成分(化合物) |
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| 性状 | 本品はやや湾曲した円柱形~円錐形を呈し,長さ3~10cm,径5~20mm,ときに根茎は分枝する.外面は黄褐色~暗褐色である.本品の根茎はその頂端にやや円形にくぼんだ茎の跡があり,ときには短い茎の残基を付け,外面には隆起した節があり,節間は,通例,短い.節にはいぼ状突起となった根の跡がある.根の外面には粗い縦じわ及びいぼ状突起となった側根の跡がある.本品の質は軽くややもろくて折りやすい.本品の横切面には多くの放射状の裂け目があり,皮部は黄褐色~褐色,木部は淡黄色~淡灰黄色,髄は灰白色~淡褐色を呈し,ルーペ視するとき,皮部及び髄には油道による褐色の細点を認める.
本品は特異なにおいがあり,味は初めわずかに酸味があり,後にやや辛く,わずかに麻痺性である.
本品の横切片を鏡検〈5.01〉するとき,最外層は数層~十数層のコルク層からなり,その内側に数層の厚角組織がある.皮層には多数の油道があり,大きいものでは径が300μmに達する.また皮層には放射状に大きなすき間がある.髄にも油道があり,大きいものでは径が500μmに達する.柔組織中には単粒及び2~3個の複粒のでんぷん粒を含む.
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| 用途 | 発汗,解熱,鎮痛
頭痛,関節痛,リウマチ,身体付随,身体疼痛 などに用いられる |
| 調製法 | |
| エキス収率 | |
| 文献情報 | |
| 処方 | 駆風解毒湯,荊防敗毒散,秦艽羌活湯,清湿化痰湯,清上蠲痛湯,川芎茶調散,疎経活血湯,独活湯,二朮湯 |
| モデル試料 10件 |
| 遺伝子情報 |
| 日本薬局方情報 |
定量法
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確認試験法
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確認試験法(TLC)
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乾燥減量
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灰分
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酸不溶性灰分
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エキス含量
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精油含量
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純度試験
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その他
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| NMR情報 |
| 漢方処方情報 |
疎経活血湯
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| 生物活性情報 |
Amyloid beta cell death
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