薬用植物総合情報データベース

生薬詳細

生薬名シンイ
生薬英名Magnolia Flower
生薬ラテン名MAGNOLIAE FLOS
生薬和名辛夷
基原植物 Magnolia salicifolia Maximowicz(タムシバ) , Magnolia biondii Pampanini , Magnolia sprengeri Pampanini , Magnolia heptapeta Dandy (Magnolia denudata Desrousseaux)(ハクモクレン)
部位つぼみ
局方収載
食薬区分専ら医薬品
生薬成分精油:citral, cineol, α-pinene, eugenol, limonene, asarone など アルカロイド:d-coclaurine, N-methyl coclaurine, d-reticuline など 有機酸:palmitic acid, linoleic acid, linolenic acid, vanillic acid など リグナン: マグノサリン, マグノシニン
成分(化合物)
性状本品は紡錘形を呈し,長さ15~45mm,中央の径6~20mm,基部にしばしば木質の花柄を付ける.ほう葉は,通例,3枚で,外面には毛がまばらにあって褐色~暗褐色を呈するか,又は密毛があって灰白色~淡黄褐色を呈し,内面は平滑で暗褐色を呈する.内部に9枚又は12枚の花被片があり,花被片は同形又は外側の3枚が小さい.雄ずいは50~100本あり,雌ずいも多数ある.質はもろい. 本品は特有のにおいがあり,味は辛くて,やや苦い.
用途鎮静,鎮痛を目標に鼻炎、蓄膿症、頭痛、頭重感などに用いる
調製法
エキス収率
文献情報
処方葛根湯加川芎辛夷,辛夷清肺湯
モデル試料  24件
遺伝子情報  3件
日本薬局方情報 定量法
確認試験法
確認試験法(TLC)
乾燥減量
灰分
酸不溶性灰分
エキス含量
精油含量
純度試験
その他
NMR情報  
漢方処方情報 葛根湯加川芎辛夷
生物活性情報 Amyloid beta cell death