薬用植物総合情報データベース

生薬詳細

生薬名ビャクゴウ
生薬英名Lilium Bulb
生薬ラテン名LILII BULBUS
生薬和名百合
基原植物 Lilium lancifolium Thunberg,(オニユリ) , Lilium brownii F. E. Brown var. colchesteri Wilson(ハカタユリ) , Lilium brownii F. E. Brown , Lilium pumilum De Candolle
部位鱗片葉
局方収載
食薬区分非医
生薬成分でんぷん,タンパク質,脂肪,アルカロイド など
成分(化合物)
性状本品は頂端の細まった長楕円形,ひ針形又は長三角形の舟形を呈し,半透明で長さ1.3~6cm,幅0.5~2.0cmである.外面は乳白色~淡黄褐色,ときに紫色を帯び,ほぼ平滑である.中央部はやや厚く,周辺部は薄くてわずかに波状,ときに内巻に曲がる.数条の縦に平行な維管束が,通例,透けて見える.質は堅いが折りやすく,折面は角質様で滑らかである. 本品はにおいがなく,わずかに酸味及び苦味がある. 本品の表面を鏡検〈5.01〉するとき,表皮細胞は長方形からほぼ正方形,気孔は類円形,気孔に接する細胞は多くは4個である.本品の横切片を鏡検〈5.01〉するとき,最外層は滑らかなクチクラで覆われた表皮細胞からなり,その下には円形から四角形の柔細胞が等しく分布し,さく状組織は認められない.葉肉の柔組織中には,りん片葉の向軸側から背軸側へ縦長に伸びる並立維管束が,ほぼ横一列に並ぶ.柔細胞に含まれるでんぷん粒は,通例,糊化している.
用途解熱、鎮静作用があり、消炎・排膿薬に用いられる
調製法
エキス収率
文献情報
処方辛夷清肺湯
モデル試料  
遺伝子情報  
日本薬局方情報 定量法
確認試験法
確認試験法(TLC)
乾燥減量
灰分
酸不溶性灰分
エキス含量
精油含量
純度試験
その他
NMR情報  
漢方処方情報
生物活性情報