薬用植物総合情報データベース

生薬詳細

生薬名サフラン
生薬英名Saffron
生薬ラテン名CROCUS
生薬和名
基原植物 Crocus sativus Linne(サフラン)
部位柱頭
局方収載
食薬区分非医
生薬成分yellow carotenoid glycoside (crocin),bitter glycoside (picrocrocin) and its aglycon, safranal, etc   
成分(化合物)
性状細いひも状で,暗黄赤色〜赤褐色を呈し,長さ2〜3.5 cm,3分枝するかまたは分離し,分枝する一端は広がり他方は次第に細まる.  本品は強い特異なにおいがあり,味は苦く,だ液を黄色に染める.本品を水に浸して軟化し,鏡検するとき,柱頭の先端には長さ約150μmの多くの突起がある.
用途鎮痛,通経
調製法採花は当日開花したものが最も良く(遅れても2日目には採花する),採花した花はその日のうちにめしべの採取を行う.この時,めしべの基部の黄色ないし白色の部分を付けないように,紅色の部分(柱頭)のみを摘み取る.  柱頭は採取後すぐに,温度40〜60°Cで3〜6時間行う.乾燥程度は熱をさました直後に柱頭が曲げて折れる程度とする.
エキス収率
文献情報
処方配合剤原料及び単味で用いられる.
モデル試料  
遺伝子情報  
日本薬局方情報 定量法
確認試験法
確認試験法(TLC)
乾燥減量
灰分
酸不溶性灰分
エキス含量
精油含量
純度試験
その他
NMR情報  
漢方処方情報
生物活性情報