薬用植物総合情報データベース

生薬詳細

生薬名ジュウヤク
生薬英名Houttuynia Herb
生薬ラテン名HOUTTUYNIAE HERBA
生薬和名十薬(重薬)
基原植物 Houttuynia cordata Thunb.(ドクダミ)
部位花期の地上部
局方収載
食薬区分非医
生薬成分フラボノイド:quercitrin,isoquercitrin,afzeri.   芳香族アルデヒド:decanoylacetaldehyde,laurilaldehyde. カリウム塩.
成分(化合物)
性状茎に互生した葉及び花穂からなり,茎は淡褐色を呈し,縦みぞと隆起する節がある.水に浸してしわをのばすと,葉は広卵状心臓形で,長さ3~8cm,幅3~6cm ,淡緑褐色を呈し,全縁で,先端は鋭くとがる.葉柄は長く,基部に膜質のたく葉が付いている.花穂は1~3cm ,淡黄褐色で無花被の多数の小形の花を付け,その基部に長卵円形の淡黄色~淡黄褐色の総苞4枚がある.わずかににおいがあり,味はない.
用途ほとんど民間的に使用される.乾燥物は緩下剤,利尿剤として煎用され,生植物またはあぶったものは,膿瘍,創傷などに用いる.
調製法開花期に収穫するが,減収・品質低下を避けるため,開花初期に収穫するのが望ましい.地上部を収穫し,蒸れないように広げて乾燥する.
エキス収率
文献情報
処方五物解毒散
モデル試料  
遺伝子情報  
日本薬局方情報 定量法
確認試験法
確認試験法(TLC)
乾燥減量
灰分
酸不溶性灰分
エキス含量
精油含量
純度試験
その他
NMR情報  
漢方処方情報
生物活性情報