生薬名 | センキュウ |
生薬英名 | Cnidium Rhizome |
生薬ラテン名 | CNIDII RHIZOMA |
生薬和名 | 川芎 |
基原植物 |
Cnidium officinale Makino(センキュウ)
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部位 | 根茎 |
局方収載 | 局 |
食薬区分 | 専ら医薬品(葉は非医) |
生薬成分 | phthalide類としてligustilide,butylphthalide ,butylidenephthalide,senkyunolide,cnidilide,neocnidilide, 等
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成分(化合物) |
Ligustilide(リグスチリド)
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性状 | 不規則な塊状を呈し,ときには縦割され,長さ5〜10 cm, 径3〜5cmである.外面は灰褐色〜暗褐色で,重なり合った結節があり,その表面にこぶ状の隆起がある.縦断面は辺縁が不整に分枝し,内面は灰白色〜灰褐色,半透明でときにはうつろがある.本品の質は密で堅い.本品は特異なにおいがあり,味はわずかに苦い.
本品の横切片を鏡検するとき,皮部及び髄には油道が散在する.木部には厚膜で木化した木部繊維が大小不同の群をなして存在する.でんぷん粒は,通例,のり化しているが,まれに径5〜25μmの粒として認めることがある.シュウ酸カルシウムの結晶は認めない. |
用途 | 補血,強壮,鎮静,鎮痛,駆瘀血などを目標に,冷え症,月経障害など婦人薬として用いられる |
調製法 | 地上部を付けたまま掘り取り,土砂を落とし,株を2〜4個に縦割りして湯通した後に乾燥する.湯通しの方法は原則的に地下部を熱湯にて煮沸し,芯まで熱が通ったら(60〜80°,15〜20分)湯から引き上げてハサ掛けして乾燥する.乾燥後,茎葉を除去し,磨きをかけて仕上げる. |
エキス収率 | |
文献情報 | |
処方 | 胃風湯,温経湯,温青飲,応鐘散,葛根湯加川芎辛夷,加味逍遥散合四物湯,芎帰膠艾湯,芎帰調血飲,芎帰調血飲第一加減,響声破笛丸,荊芥連翹湯,荊防敗毒散,五積散,五物解毒散,柴胡清肝湯,酸棗仁湯,七物降下湯,四物湯,十全大補湯,十味敗毒湯,清上蠲痛湯,清上防風湯,折衝飲,川芎茶調散,疎経活血等,治打撲一方,治頭瘡一方,猪苓湯合四物湯,当帰飲子,当帰散,当帰芍薬散,女神散,防風通聖散,抑肝散,抑肝散加陳皮半夏 |
モデル試料 9件 |
遺伝子情報 11件 |
日本薬局方情報 |
定量法
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確認試験法
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確認試験法(TLC)
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乾燥減量
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灰分
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酸不溶性灰分
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エキス含量
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精油含量
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純度試験
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その他
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NMR情報 |
漢方処方情報 |
温経湯
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温清飲
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葛根湯加川芎辛夷
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荊芥連翹湯
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十全大補湯
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十味敗毒湯
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疎経活血湯
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当帰芍薬散
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防風通聖散
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生物活性情報 |
NO production inhibitory activity
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Amyloid beta cell death
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