生薬名 | ロートコン |
生薬英名 | Scopolia Rhizome |
生薬ラテン名 | SCOPOLIAE RHIZOMA |
生薬和名 | 莨黹根 |
基原植物 |
Scopolia japonica Maxim.(ハシリドコロ)
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部位 | 根茎及び根 |
局方収載 | 局 |
食薬区分 | 専ら医薬品 |
生薬成分 | 総アルカロイド(ヒヨスチアミンおよびスコポラミン)0.29%以上を含む:l-hyoscyamine(主),atropine,
l-scopolamine,apoatropineなど
クマリン類:scopoletin,scopolin(scopoletin glucoside)など |
成分(化合物) |
Atropine Sulfate(アトロピン硫酸塩)
,
(E)-Asarone((E)-アサロン)
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性状 | 不規則に分枝する多少曲がった根茎で,長さ約15cm,径約3cm,外面は灰褐色でしわがあり,ところどころくびれて分節している.各節の上面には茎の跡があり.側面と下面には根またはその跡がある.折面は灰白色〜淡褐色で,皮部の色はややうすい.横切片を鏡検するとき,木部には木部内師管を伴う道管群があり,階段状に配列,大きな髄を囲む.特異な臭いがあり,味は甘く,後にわずかに苦い. |
用途 | 鎮痛,鎮痙 |
調製法 | 初夏,茎葉が枯死する前に根茎や根を掘り上げ,ひげ根を水洗いし,陽乾したものが生薬のロートコンである.十分に乾燥させるには約2ヶ月を要する. |
エキス収率 | |
文献情報 | |
処方 | 210処方には掲載なし.
ロートエキス,ロートエキス散,アトロピン,スコポラミン(副交感神経遮断薬)の製造原料 |
モデル試料 |
遺伝子情報 |
日本薬局方情報 |
定量法
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確認試験法
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確認試験法(TLC)
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乾燥減量
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灰分
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酸不溶性灰分
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エキス含量
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精油含量
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純度試験
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その他
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NMR情報 2件 |
漢方処方情報 |
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生物活性情報 |
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