薬用植物総合情報データベース

生薬詳細

生薬名ラウオルフィア
生薬英名Rauwolfia Root
生薬ラテン名RAUWOLFIAE RADIX
生薬和名
基原植物 Rauwolfia serpentina Benth. ex Kurz(インドジャボク)
部位
局方収載
食薬区分専ら医薬品
生薬成分アルカロイド0.8~1.3%:reserpine, rescinnamine, deserpidine, ajmaline, isoajmaline, ajmalicine(δ-yohimbine), reserpiline, serpentine, reserpinine, yohimbine, papaverine, thebaine など
成分(化合物)
性状やや湾曲した円柱形で,長さ5~15cm,直径5~20mm,外面は淡灰黄色~淡黄赤色でしばしば亀裂となる縦じわを有し,小円形の側根の跡がある.皮部は剥ぎやすい.質は密であるが折りやすく,折面は繊維質でない.横切面では皮部は薄く,木部は灰黄色で,放射配列は顕著である.根茎には小さな髄がある.特異なにおいと,強い苦味を有す.
用途血圧降下,鎮静
調製法3~4年生のものを落葉期に掘り上げ,水洗し土砂を落とし,地上部を切除し乾燥する.
エキス収率
文献情報
処方漢方処方にはない. レセルピン(抗高血圧薬,鎮静薬),アジマリン(抗不整脈薬)の製造原料とする.
モデル試料  
遺伝子情報  
日本薬局方情報 定量法
確認試験法
確認試験法(TLC)
乾燥減量
灰分
酸不溶性灰分
エキス含量
精油含量
純度試験
その他
NMR情報  
漢方処方情報
生物活性情報