薬用植物総合情報データベース

生薬詳細

生薬名チクセツニンジン
生薬英名Panax Rhizome
生薬ラテン名PANACIS JAPONICI RHIZOMA
生薬和名竹節人参
基原植物 Panax japonicus C. A. Mey.(トチバニンジン)
部位根茎を,通例湯通ししたもの
局方収載
食薬区分専ら医薬品
生薬成分オレアナン系およびダマラン系サポニン(約7%):oleanolic acid glycoside (chikuseteusaponin V ( =ginsenoside-Ro), Ⅳなど), 20(S)-protopanaxatriol glycoside(chikuseteusaponin Ⅰ= ginsenoside-Rg2), 20(S)-protopanaxadiol glycoside (chikuseteusaponin Ⅲ) など.   多糖類
成分(化合物)
性状不整の円柱形を呈し,明らかな節があり,長さ3~20cm,径1~1.5cm,節間1~2cm,外面は淡褐色で,細い縦みぞがある.中央のくぼんだ茎の跡が上面に突出し,節間には根の跡がこぶ状に隆起している.折りやすく,折面は平らで淡黄褐色を呈し,角質ようである.弱いにおいがあり,味はわずかに苦い.
用途健胃,鎮咳,去痰,強壮
調製法秋,根茎を掘り上げ,根を除去し,陽乾する.湯通し後,乾燥する場合もある.
エキス収率
文献情報
処方日本の民間薬.ニンジンの代用として,小柴胡湯,半夏瀉心湯などに配合することがある.
モデル試料  1件
遺伝子情報  
日本薬局方情報 定量法
確認試験法
確認試験法(TLC)
乾燥減量
灰分
酸不溶性灰分
エキス含量
精油含量
純度試験
その他
NMR情報  
漢方処方情報
生物活性情報