生薬名 | バクモンドウ |
生薬英名 | Ophiopogon Tuber |
生薬ラテン名 | OPHIOPOGONIS TUBER |
生薬和名 | 麦門冬 |
基原植物 |
Ophiopogon japonicus Ker-Gawler (ジャノヒゲ)
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部位 | 根の膨大部 |
局方収載 | 局 |
食薬区分 | 専ら医薬品 |
生薬成分 | ステロイドサポニン:ophiopogoninA~D ホモイソフラボノイド:ophiopogononeA, B.
その他:β-sitosterol, 糖類 など |
成分(化合物) |
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性状 | 本品は紡錘形を呈し,長さ1~2.5cm,径0.3~0.5cm,一端はややとがり,他端はやや丸みを帯びる.外面は淡黄色~淡黄褐色で,大小の縦じわがある.折るとき皮層は柔軟であるがもろく,中心柱は強じんである.皮層の折面は淡黄褐色を呈し,やや半透明で粘着性がある.
本品はわずかににおいがあり,味はわずかに甘く,粘着性である.
本品の横切片を鏡検〈5.01〉するとき,表皮に内接して4~5層の褐色の細胞からなる根被が認められ,その内側に1層の外皮,更にその内側には柔細胞からなる皮層がある.内皮は明瞭で,放射中心柱には約20個の原生木部がある.皮層柔組織中にはシュウ酸カルシウムの柱状晶及び束針晶が含まれ,外皮には油滴が認められる. |
用途 | 漢方で止渇、強壮、鎮咳、去痰、鎮静などを目標に用いる |
調製法 | |
エキス収率 | |
文献情報 | |
処方 | 温経湯,滋陰降火湯,滋陰至宝湯,炙甘草湯,辛夷清肺湯,清肌安蛔湯,清暑益気湯,清上蠲痛湯,清心蓮子飲,清肺湯,竹茹温胆湯,釣藤散,麦門冬湯,補気建中湯,補肺湯.
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モデル試料 20件 |
遺伝子情報 |
日本薬局方情報 |
定量法
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確認試験法
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確認試験法(TLC)
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乾燥減量
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灰分
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酸不溶性灰分
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エキス含量
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精油含量
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純度試験
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その他
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NMR情報 |
漢方処方情報 |
温経湯
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釣藤散
,
麦門冬湯
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生物活性情報 |
Amyloid beta cell death
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