薬用植物総合情報データベース

生薬詳細

生薬名キクカ
生薬英名Chrysanthemum Flower
生薬ラテン名CHRYSANTHEMI FLOS
生薬和名菊花、キッカ
基原植物 Chrysanthemum morifolium Ramatulle(キク) , Chrysanthemum indicum Linné (シマカンギク)
部位頭花
局方収載
食薬区分非医
生薬成分フラボノイド:luteolin, eupatilin, apigenin 他    フラボノイド配糖体:luteolin 7-O-glucoside, luteolin 7-O-glucuronic acid, apigenin 7-O-glucoside 他     セスキテルペン:kikkanol A~F
成分(化合物) Luteolin(ルテオリン)
性状1) 本品は径15~40mmの頭花で,総ほうは3~4列の総ほう片からなり,総ほう外片は線形~ひ針形,内片は狭卵形~卵形を呈する.舌状花は多数で,類白色~黄色,管状花は少数で淡黄褐色を呈し,ときに退化して欠くことがある.総ほうの外面は緑褐色~褐色を呈する.質は軽く,砕きやすい. 本品は特有のにおいがあり,味はわずかに苦い. 2) 本品は径3~10mmの頭花で,総ほうは3~5列の総ほう片からなり,総ほう外片は線形~ひ針形,内片は狭卵形~卵形を呈する.舌状花は一輪で,黄色~淡黄褐色,管状花は多数で淡黄褐色を呈する.総ほうの外面は黄褐色~褐色を呈する.質は軽く,砕きやすい. 本品は特有のにおいがあり,味はわずかに苦い.
用途漢方処方薬で、肺や肝を清熱する.頭痛,めまい,目の充血を治す処方に配合されている.
調製法
エキス収率
文献情報
処方清上蠲痛湯,釣藤散
モデル試料  12件
遺伝子情報  
日本薬局方情報 定量法
確認試験法
確認試験法(TLC)
乾燥減量
灰分
酸不溶性灰分
エキス含量
精油含量
純度試験
その他
NMR情報  1件
漢方処方情報 釣藤散
生物活性情報 Amyloid beta cell death