生薬詳細
生薬名 | ジャショウシ |
生薬英名 | Cnidium Monnieri Fruit |
生薬ラテン名 | CNIDII MONNIERIS FRUCTUS |
生薬和名 | 蛇床子 |
基原植物 | Cnidium monnieri Cusson |
部位 | 果実 |
局方収載 | 局 |
食薬区分 | 専ら医薬品 |
生薬成分 | 精油:α-pinene, d-camphene, bornylisovalerate, isoborneol など クマリン誘導体:osthol, bergapten, isopimpinellin, columbianetin, columbianadin, o-acetylcolumbianetin, cnidimarin, cnidimonal など |
成分(化合物) | Osthol(オストール) |
性状 | 本品は楕円体の双懸果で,しばしば分離している.長さ2~3mm,幅1~2mm,外面は淡褐色~褐色を呈し,各分果には通例5本の翼状を呈する隆起線がある.分果の接合面はほぼ平らである. 本品は特異なにおいがあり,かめば特異な香気があり,後やや麻痺性である. 本品の横切片を鏡検〈5.01〉するとき,各隆起線間に1個の油道があり,分果が果柄に合着する面には通例2個の油道がある.隆起線はやや木化した柔細胞からなり,基部には維管束がある.隆起線の表皮細胞及び柔細胞中にはシュウ酸カルシウムの単晶を含み,胚乳の柔細胞中には油滴及びアリューロン粒を含み,でんぷん粒が認められることがある. |
用途 | 収斂性消炎薬,強精薬,回虫駆除薬,皮膚炎に応用される |
調製法 | |
エキス収率 | |
文献情報 | |
処方 | 蛇床子湯 |
モデル試料 1件 | |
遺伝子情報 | |
日本薬局方情報 | 定量法 |
確認試験法 | |
確認試験法(TLC) | |
乾燥減量 | |
灰分 | |
酸不溶性灰分 | |
エキス含量 | |
精油含量 | |
純度試験 | |
その他 | |
NMR情報 1件 | |
漢方処方情報 | |
生物活性情報 |