表題 | |
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備考 |
植物体栽培及び植物の効率的生産法
植物名 | ヒナタイノコズチ |
ラテン名 | Achyranthes fauriei Lév. et Vaniot |
種苗および品種 | 在来種が用いられる. |
繁殖 | 種子を用いる. |
栽培適性 | 栽培圃場の土壌硬度が,主根の伸長や肥大,側根の発生に影響するため,特に排水の良い,耕土の深い土地を選ぶ.播種位置に沿って基肥を散布し,トレンチャーなどにより50~80 cm 程度の深さまで深耕する. |
播種,定植および育苗 | 播種時期は5月上~下旬で,播種が遅れると発芽が著しく悪くなる.深耕10~14日後,整地した圃場に,畝幅70~80 cm で10 a当たり500 g の種子を播種し,1 cm程度覆土する.約10日間で発芽する. |
肥料 | |
管理 | 発芽した後,密生した所を適宜間引きし,7月中旬までに株間を10 cm 程度の千鳥状にする.適宜,除草中耕を行う. 8月下旬~9月上旬,着蕾したら,地際から30~50 cm の高さで地上部を切除する.摘心した後,生じた花穂は随時切除する. 採種は10 a当たりの主根乾燥重量は120~160 kg である. |
病害虫駆除 | 排水不十分の土地では,時によって9~10月の根の生長肥大期に根腐れを起こす場合がある.またネマトーダの被害,幼苗期にカブラヤガの幼虫による食害があるが,著しい被害はない.8月中旬~9月上旬にハマキムシ類が急激に発生し,甚だしい被害を生じることがある. |
収穫・調製 | 11月中旬~12月中旬,地上部を10 cm程度残して刈り込み,株元近くの一方を深く掘り下げ,根を損傷しないように掘り採る.収穫した後,太い側根は除去し,根元を揃え一握りほどの小束に結び,軒下などで20~30日間陰干しする.乾燥した後,地上部は地際から切り捨て,根の形を整える. 収穫した根は,ほとんど土が付着していないが,土質により付着した土は水洗し,時には湯揉みする場合もある. |
収量 | 10 a当たりの主根乾燥重量は120~160 kg である. |
参考情報(生物活性) | |
参考情報(生物活性)ファイル | |
特性分類表 | |
栽培暦 | |
栽培方法関連データ | |
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栽培方法関連写真データ | |
種子発芽情報データ | |
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備考 | |
備考ファイル |