薬用植物総合情報データベース

植物体栽培及び植物の効率的生産法

植物名ダイオウ
ラテン名Rheum palmatum Linne
種苗および品種ホッカイダイオウ,シンシュウダイオウ
繁殖種子を用いる.
栽培適性冷涼地を好み,土質は壌土,砂壌土,火山灰土の排水良好な丘陵地または緩傾斜地が適地である.
播種,定植および育苗育苗は,10a当り2 kg (約15万粒)の種子を5月下旬~6月上旬(北海道地方)に条間50cmの平畦に播幅10cmほどに播種,2 cmの覆土をする.苗の掘り上げは10月に行い,根頭部の直径が1.3cm以上のものを定植に用いる.本圃への定植は,早春に平畦で条間90 cm,株間50 cm (10a当り2,200本植)で根頭部がかくれる程度(3~5cm)の覆土をして鎮圧する.
肥料
管理育苗では,本葉3枚程度に生育したとき,虚弱苗や密生苗の間引きを行う.除草,病虫害防除は,適宜実施する.毎年5月中・下旬に花茎を抽出し始めそれを放置すると開花し,株全体が衰弱するので,この花茎を開花に先立ち地際に近いところで切り取る.
病害虫駆除幼苗期にハムシ(ジノミ),ネキリムシなどの被害が発生することもあるので,その防除に努める.
収穫・調製本圃4~5年目の秋または5~6年目の早春に掘り上げる.地下部は水洗の後,適当な大きさに切断して乾燥(陽乾または60℃以下の強制乾燥)する.乾燥中はカビの発生などで変質しないように十分注意して仕上げる.乾燥後はふるいにかけ,粉塵などの夾雑物を除去して規定の麻袋などに梱包する.保管は直射日光を避け,吸湿や虫に食害されないよう特に留意する.
収量両種とも定植後3年で約700kgである.
参考情報(生物活性)
参考情報(生物活性)ファイル
特性分類表 
表題
画像、ファイル
備考
栽培暦 
表題
画像、ファイル
備考
栽培方法関連データ 
栽培方法関連写真データ 
表題シンシュウダイオウの種子
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解説

表題シンシュウダイオウの発芽期
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解説

表題シンシュウダイオウの育苗圃場
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解説

表題シンシュウダイオウの本圃定植(2年生の萌芽)
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解説

表題シンシュウダイオウの生育盛期
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解説

表題シンシュウダイオウの花
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解説

表題収穫物の乾燥
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解説

表題生薬
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解説
種子発芽情報データ 
備考
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