表題 | |
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備考 |
植物体栽培及び植物の効率的生産法
植物名 | キバナオウギ |
ラテン名 | Astragalus membranaceus Bunge |
種苗および品種 | 在来種が栽培されている. |
繁殖 | 種子を用いる.種子の発芽適温は15~25℃である. |
栽培適性 | 栽培圃場の土壌硬度や地下水位の高低が,主根の伸長や太い分枝根の発生に影響を及ぼすため,特に排水の良い,耕土の深い土地を選び,作付前にトレンチヤーなどにより耕耘した畝に播種するのが理想的である.移植栽培では主根の伸長が阻害され,太い分枝根の発生が著しいので,直播栽培が適している. |
播種,定植および育苗 | 播種期は4月中旬~下旬(寒冷地では5月上旬).整地後,条間60~70 cm で浅く溝を切り,10 a当たり600~800 g の種子を条播する.播種後1~3cm程度覆土する.1週間から10日後に発芽がみられる. |
肥料 | |
管理 | 発芽後間引きを行い,最終的に株間を10 cm にする.7月以降急激に生育が進むので,間引き作業は6月末までに終了する.発芽から6月までは生育が緩慢なため,適宜除草を行う. |
病害虫駆除 | 発芽から7月にかけてカブラヤガによる被害がみられる.梅雨期から夏期にかけて茎腐病(Rhizoctonia solani)や白絹病(Cartidum rolfsii)による立枯れ症状の発生がみられる.夏期にウドンコ病(Erisiphe pisi),サビ病(Uromyces punctatus)の発生が見られ,病勢が著しいときには早期に落葉し,収量の低下を招く.生育期間を通じアブラムシやハダニ類の発生がみられる. |
収穫・調製 | 播種した年の秋から冬に収穫する.地上部が黄変し落葉する12月以降(寒冷地では10月下旬)に,地上部を刈り取り,根を掘り起こす.掘り取った根はよく水洗いし,土砂を落とした後,残った茎を切り落とし,天日で乾燥する. |
収量 | 乾燥根で10a当たり約150 kg を標準とする. |
参考情報(生物活性) | |
参考情報(生物活性)ファイル | |
特性分類表 | |
栽培暦 | |
栽培方法関連データ | |
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栽培方法関連写真データ | |
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種子発芽情報データ | |
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備考 | |
備考ファイル |