植物体栽培及び植物の効率的生産法
植物名 | アカヤジオウ |
ラテン名 | Rehmannia glutiosa Libosch. var. purpurea Makino |
種苗および品種 | アカヤジオウは平安時代に奈良地方に導入されたと思われる種である.江戸時代には現在の奈良県磯城郡(地黄村)で広く栽培されており,この地方の一部の篤農家により保護されていたものである. |
繁殖 | 根茎を用いる. |
栽培適性 | 温暖な地域で,排水の良く,肥沃な土地に適する. |
播種,定植および育苗 | 貯蔵した種根を長さ 5 ~10cm に切断し,植え付ける..植え付け時期は 4 月下旬~5 月上旬が好適(寒冷地では 5 月中旬 ~6 月上旬 )で ある.植え付け後, 2cm程度覆土し, 5 ~ 6 cm に切 っ た稲わらを散布する.. |
肥料 | |
管理 | 中耕除草は適宜行う. 畦間に水が停滞すると根腐れが発生するので,特に排水に 注意する. |
病害虫駆除 | |
収穫・調製 | 地上部が枯れ始めた頃に根を掘り採り ,茎葉部と根部を分離する. 水洗後,根の 中が黒変するまで陰乾する (乾地黄). 初期並びに乾燥途中に火熱乾燥を行う と期間 が著しく短縮できる. 半乾状態後は時々手もみを加え柔軟に仕上げる. 種根の貯蔵は地上部が枯れ始めた頃に根を掘り採り ,茎葉部と根部を分離する. 水洗後,根の中が黒変するまで陰乾する ( 乾地黄 ) . 初期並びに乾燥途中に火熱乾燥を行う と期間 が著しく短縮できる. 半乾状態後は時々子もみを加え柔軟に仕上げる. 種根の貯蔵は肥大部を分離した後,細い根 (紐状部)の中から健全 (無病,無傷) なものを選 び,株のままオカクズの中に貯蔵する. |
収量 | 1, 500~1, 800kg (生根重量) |
参考情報(生物活性) | |
参考情報(生物活性)ファイル | |
特性分類表 | |
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栽培暦 | |
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栽培方法関連データ | |
栽培方法関連写真データ | |
種子発芽情報データ | |
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備考 | |
備考ファイル |