薬用植物総合情報データベース

植物体栽培及び植物の効率的生産法

植物名ウツボグサ
ラテン名Prunella vulgaris L. var. lilacina (Nakai) Nakai
種苗および品種栽培品種・系統はなく、野生種が栽培されている。
繁殖株分け、実生、挿し木の方法があり、株分けが一般的である。実生法では種子の入手が困難であり、生育のばらつき、育苗の繁雑さ等がある。挿し木では、作業の繁雑さがあり、手間の割に生育量が少なく、収量は減少する。
栽培適性日当たりが良く、表土が深く有機質に富み、排水・保水が良好で肥沃な土壌が適している。
播種,定植および育苗株分けの繁殖期間は秋から早春であるが、冬季に凍土する地方では春に行う。定植する圃場には堆肥と肥料を混入しておく。植栽密度は株間30~40 cmが良い。
肥料
管理生育初期は生育がやや緩慢なため、除草に努める。
病害虫駆除とくに重篤な病虫害はない。
収穫・調製1花序の開花が完了し、変色し始めた頃に収穫する。花穂のみを収穫し、手早く陽乾する。
収量10a当たりの収量は、生体重で350 kg。乾物重で75 kg である。
参考情報(生物活性)
参考情報(生物活性)ファイル
特性分類表 
栽培暦 
栽培方法関連データ 
栽培方法関連写真データ 
種子発芽情報データ 
備考
備考ファイル