JP assay data
Crude drug latin name | IPECACUANHAE RADIX |
Test name | assay |
Analytical Conditions | 本品の粉末約0.5gを精密に量り,共栓遠心沈殿管に入れ,0.01mol/L塩酸試液30mLを加え,15分間振り混ぜ,遠心分離し,上澄液を分取する.残留物は0.01mol/L塩酸試液30mLずつを用いて,更にこの操作を2回行う.全抽出液を合わせ,0.01mol/L塩酸試液を加えて正確に100mLとし,試料溶液とする.別に定量用エメチン塩酸塩をデシケーター(減圧・0.67kPa以下,酸化リン(Ⅴ),50℃)で5時間乾燥し,その約10mgを精密に量り,0.01mol/L塩酸試液に溶かして正確に100mLとし,標準溶液とする.試料溶液及び標準溶液10μLずつを正確にとり,次の条件で液体クロマトグラフィー〈2.01〉により試験を行う.試料溶液のエメチン及びセファエリンのピーク面積ATE及びATC並びに標準溶液のエメチンのピーク面積ASEを測定する. 総アルカロイド(エメチン及びセファエリン)の量(mg) =MS × {ATE+(ATC×0.971)}/ASE × 0.868 MS:定量用エメチン塩酸塩の秤取量(mg) 操作条件 検出器:紫外吸光光度計(測定波長:283nm) カラム:内径4~6mm,長さ10~25cmのステンレス管に5~10μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする. カラム温度:50℃付近の一定温度 移動相:1-ヘプタンスルホン酸ナトリウム2.0gを水500mLに溶かし,酢酸(100)を加えてpH4.0に調整した後,メタノール500mLを加える. 流量:エメチンの保持時間が約14分になるように調整する. カラムの選定:定量用エメチン塩酸塩及びセファエリン臭化水素酸塩1mgずつを0.01mol/L塩酸試液に溶かして10mLとする.この液につき,上記の条件で操作するとき,セファエリン,エメチンの順に溶出し,それぞれのピークが完全に分離するものを用いる. 試験の再現性:上記の条件で標準溶液につき,試験を6回繰り返すとき,エメチンのピーク面積の相対標準偏差は1.5%以下である. |
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