Comprehensive Medicinal Plant Database

JP assay data

Crude drug latin nameAPILAC
Test name
Analytical Conditions本品の乾燥物0.2gに対応する量を精密に量り,メタノール20mLを加え,30分間超音波処理して分散させた後,メタノールを加えて正確に50mLとする.この液を遠心分離し,上澄液2mLを正確に量り,内標準溶液2mLを正確に加え,水25mL及びメタノールを加えて50mLとし,試料溶液とする.別に定量用10-ヒドロキシ-2-(E)-デセン酸約10mgを精密に量り,メタノールに溶かし,正確に100mLとする.この液3mLを正確に量り,内標準溶液2mLを正確に加え,水25mL及びメタノールを加えて50mLとし,標準溶液とする.試料溶液及び標準溶液10μLにつき,次の条件で液体クロマトグラフィー〈2.01〉により試験を行い,内標準物質のピーク面積に対する

10-ヒドロキシ-2-(E)-デセン酸のピーク面積の比QT及びQSを求める.
10-ヒドロキシ-2-(E)-デセン酸の量(mg)
=MS × QT/QS × 3/4
MS:定量用10-ヒドロキシ-2-(E)-デセン酸の秤取量(mg)
内標準溶液 パラオキシ安息香酸プロピルのメタノール溶液(1→5000)

試験条件
検出器:紫外吸光光度計(測定波長:215nm)
カラム:内径4.6mm,長さ15cmのステンレス管に5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする.
カラム温度:50℃付近の一定温度
移動相:水/液体クロマトグラフィー用メタノール/リン酸混液(550:450:1)
流量:10-ヒドロキシ-2-(E)-デセン酸の保持時間が約10分になるように調整する.

システム適合性
システムの性能:標準溶液10μLにつき,上記の条件で操作するとき,10-ヒドロキシ-2-(E)-デセン酸,内標準物質の順に溶出し,その分離度は6以上である.
システムの再現性:標準溶液10μLにつき,上記の条件で試験を6回繰り返すとき,内標準物質のピーク面積に対する10-ヒドロキシ-2-(E)-デセン酸のピーク面積の比の相対標準偏差は1.0%以下である.
Memo