Comprehensive Medicinal Plant Database

JP assay data

Crude drug latin namePAEONIAE RADIX
Test nameassay
Analytical Conditions定量法 本品の粉末約0.5 gを精密に量り,薄めたメタノール(1→2)50 mLを加え,還流冷却器を付けて水浴上で30分間加熱し,冷後,ろ過する.
残留物は,薄めたメタノール(1→2)50 mL を加え,同様に操作する.全ろ液を合わせ,薄めたメタノール(1→2)を加えて正確に100 mLとし,
試料溶液とする.別にペオニフロリン標準品(別途水分を測定しておく)約10 mg を精密に量り,薄めたメタノール(1→2)に溶かして正確に100 mLとし,
標準溶液とする.試料溶液及び標準溶液10 μLずつを正確にとり,次の条件で液体クロマトグラフィーく2.01)により試験を行い,
それぞれの液のペオニフロリンのピーク面積AT及びASを測定する.

ペオニフロリン(C23H28O11)の量(mg)=WS×(AT/AS)
 WS:脱水物に換算したペオニフロリン標準品の秤取量(mg)

試験条件
 検出器:紫外吸光光度計(測定波長:232 nm)
 カラム:内径4.6 mm, 長さ15 cm のステンレス管に5 μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする.
 カラム温度:20 ℃付近の一定温度
 移動相:水/アセトニトリル/リン酸混液(850:150:1)
 流量:ペオニフロリンの保持時間が約10 分になるように調整する.
システム適合性
 システムの性能:ペオニフロリン標準品及びアルビフロリン1 mgずつを薄めたメタノール(1→2)に溶かして10 mLとする.
 この液10 μLにつき,上記の条件で操作するとき,アルビフロリン,ペオニフロリンの順に溶出し,その分離度は2.5以上である.
 システムの再現性:標準溶液につき,上記の条件で試験を6回繰り返すとき,ペオニフロリンのピーク面積の相対標準偏差は1.5%以下である.
Memo