各種試験法詳細
生薬名 | ウヤク |
試験名称 | 確認試験法(TLC) |
分析条件 | 本品の粉末3gにヘキサン40mLを加え,還流冷却器を付け,水浴上で30分間加温する.冷後,ろ過し,残留物にアンモニア試液10mL及び酢酸エチル/ジエチルエーテル混液(1:1)30mLを加え,20分間激しく振り混ぜた後,遠心分離する.上澄液を分取し,無水硫酸ナトリウム10gを加えて振り混ぜた後,ろ過する.ろ液を留去し,残留物をエタノール(99.5)0.5mLに溶かし,試料溶液とする.この液につき,薄層クロマトグラフィー〈2.03〉により試験を行う.試料溶液20μLを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする.次に酢酸エチル/メタノール/アンモニア水(28)混液(10:2:1)を展開溶媒として約10cm展開した後,薄層板を風乾する.これにドラーゲンドルフ試液を均等に噴霧するとき,Rf値0.4付近に黄褐色のスポットを認める. |
備考 | Merck社製とWako社製TLC plateの比較および、7cmと10cm展開の比較 |
画像データ
画像 | モデル試料のTLC画像と比較する |
備考 | Merck 社製 TLC plate(7cm展開) Rf値 0.51(黄褐色) 展開時間 13分 ①中国(2008年4月入手) ②中国(2006年4月入手) ③中国(2006年3月入手) |
画像 | モデル試料のTLC画像と比較する |
備考 | Merck 社製 TLC plate(10cm展開) Rf値 0.51(黄褐色) 展開時間 28分 ①中国(2008年4月入手) ②中国(2006年4月入手) ③中国(2006年3月入手) |
画像 | モデル試料のTLC画像と比較する |
備考 | Wko 社製 TLC plate(7cm展開) Rf値 0.51(黄褐色) 展開時間 8分 ①中国(2008年4月入手) ②中国(2006年4月入手) ③中国(2006年3月入手) |
画像 | モデル試料のTLC画像と比較する |
備考 | Wako 社製 TLC plate(10cm展開) Rf値 0.51(黄褐色) 展開時間 14分 ①中国(2008年4月入手) ②中国(2006年4月入手) ③中国(2006年3月入手) |
画像 | モデル試料のTLC画像と比較する |
備考 | 追試 Merck 社製 TLC plate(7cm展開) Rf値 0.38(黄褐色) 展開時間 13分 標準 ラウロリトシン(Laurolitsine) ①中国(2006年4月入手) ②中国(2006年3月入手) |
画像 | モデル試料のTLC画像と比較する |
備考 | 追試 Merck 社製 TLC plate(10cm展開) Rf値 0.37(黄褐色) 展開時間 26分 標準 ラウロリトシン(Laurolitsine) ①中国(2006年4月入手) ②中国(2006年3月入手) |
画像 | モデル試料のTLC画像と比較する |
備考 | 追試 Wako 社製 TLC plate(7cm展開) Rf値 0.40(黄褐色) 展開時間 10分 標準 ラウロリトシン(Laurolitsine) ①中国(2006年4月入手) ②中国(2006年3月入手) |
画像 | モデル試料のTLC画像と比較する |
備考 | 追試 Wako 社製 TLC plate(10cm展開) Rf値 0.39(黄褐色) 展開時間 13分 標準 ラウロリトシン(Laurolitsine) ①中国(2006年4月入手) ②中国(2006年3月入手) |