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鏡検写真情報詳細

生薬名オウレン
表題Coptis_JP18
表題(日)根をほとんど除いた根茎
解説Coptis japonica Makino, Coptis chinensis Franchet,Coptis deltoidea C.Y. Cheng et Hsiao又は Coptis teeta Wallich (Ranunculaceae)
解説(日)本品の横切片を鏡検〈5.01〉するとき,コルク層は細胞壁の薄いコルク細胞からなり,皮層の柔組織中にはコルク層に近い部位に石細胞群,形成層に近い部位に黄色の師部繊維を認めるものが多い.木部は主として道管,仮道管,木部繊維からなり,放射組織は明らかで,髄は大きく,髄中には石細胞又は厚壁で木化した細胞を伴う石細胞を認めることがある.柔細胞には細かいでんぷん粒を含む.
キーワード
キーワード(日)コルク層、コルク細胞、皮層、柔組織、石細胞、師部繊維、道管、仮道管、木部繊維、放射組織、髄、でんぷん粒
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