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植物詳細

植物名セリバオウレン
ラテン名Coptis japonica Makino var. dissecta Nakai
科名Ranunclaceae
和科名キンポウゲ科
一般名オウレン
一般英名
品種等丹波オウレン,越前山オウレン
分類多年生草本
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形態的特徴 地下茎は横に伸び,多数鵜のひげ根を出す.葉は根茎の先端部に叢生し,長柄をもち,2〜3回三出複葉,小葉は広卵形で不整の鋸歯がある.早春.花径を出し,小型の白色花を5〜9個互生する.各花は18〜21個の輪生する袋果を結ぶ.
地下茎は横に伸び,多数鵜のひげ根を出す.葉は根茎の先端部に叢生し,長柄をもち,2〜3回三出複葉,小葉は広卵形で不整の鋸歯がある.早春.花径を出し,小型の白色花を3〜5個互生する.各花は12〜15個の輪生する袋果を結ぶ.
生態的特徴 本州及び四国地方のやや冷涼な谷間の平地を好み,早春.花径を出して小型の白色花を付ける.やや寒冷な地方の畑地栽培に適する.
本州及び四国地方のやや冷涼な谷間の平地を好み,早春.花径を出して小型の白色花を付ける.降雪地方の山地栽培に適する.
生育特性 
寒さの区分II〜IV日照条件II〜IV
暖かさの区分75〜140土壌分類II, III
土壌適正排水の良い場所に適する.火山灰土に適する.肥沃地に適する.
遮光必要(70%)
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寒さの区分III日照条件II
暖かさの区分65〜90土壌分類II
土壌適正排水の良い場所に適する.火山灰土に適する.肥沃地に適する.
遮光必要(50〜70%)
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写真ライブラリー写真ライブラリー
文献情報 
Yoneda, K. et al., Studies on resources of crude drugs (IV). Dependence of alkaloids constituents on the heating process of Coptis Rhizome. Shoyakugaku Zasshi (1989), 43(2), 129-34.
Otsuka, H. et al., Studies on anti-inflammatory agents. II. Anti-inflammatory constituents from rhizome of Coptis japonica Makino. Yakugaku Zasshi (1981), 101(10), 883-90.
生薬名 オウレン
組織培養物及び効率的増殖法 Coptis_japonica_var_dissecta-Ref-1 , Coptis_japonica_var_dissecta-Ref-2
植物体栽培及び植物の効率的生産法 栽培情報
さく葉標本情報 さく葉標本
トランスクリプトーム・ゲノミクス情報
稀少植物情報
保有資源情報
導入年 保有研究部 導入番号
1967北海道研究部4207-67HK
1969北海道研究部5415-69HK
1979筑波研究部0626-79TS
1981筑波研究部3208-81TS
1996種子島研究部0014-96TN