寒さの区分 | II 〜 IV | 日照条件 | II 〜 V |
暖かさの区分 | 55 〜 140 | 土壌分類 | I 〜 III |
土壌適正 | 排水及び保水の良い,地下数位の低い場所に適する.壌土及び砂壌土に適する.肥沃地には適さない. | ||
遮光 | 必要 | ||
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植物詳細
植物名 | ウスバサイシン | |||||||||||||||
ラテン名 | Asiasarum sieboldii (Miq.) F. Maekawa = Asarum sieboldii Miq. | |||||||||||||||
科名 | Aristolochiaceae | |||||||||||||||
和科名 | ウマノスズクサ科 | |||||||||||||||
一般名 | ウスバサイシン | |||||||||||||||
一般英名 | Siebold’s wild ginger | |||||||||||||||
品種等 | ||||||||||||||||
分類 | 多年生草本植物 | |||||||||||||||
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形態的特徴 | 夏緑色の多年生植物.高さ10〜15cm.根茎は多節で,地中を横走し,径約1mmの細根を付け辛みがある.葉は地面に接して茎の先端から1〜2枚生じ,長い柄がある.葉身は心形〜腎心形で,幅5〜10cm,葉先は急に鋭く尖り,基部は深い心形である.葉質は薄く,はじめは短毛があるが,後に無くなる.花は34月,茎の先の2葉柄の間に1個付く.花径は1〜1.5cm.花色は淡紫褐色〜濃紅紫色,がく筒は偏球形で,内面に不明瞭な縦溝がある.がく裂片は三角状広卵形で先が尖り,後には縁だけが反り返り,つまんだようになる.果実は,がく裂片が宿存するため花と同じような形態で,中に1〜24個の種子がある. | |||||||||||||||
生態的特徴 | 関東地方や本州中部では,標高1,000〜2,000mの山地の広葉樹林の下に自生する.他の下草の生えない斜面の崩壊地や刈り払われた登山道の縁などに多く見られる.東北地方では平地の雑木林にも生育している. | |||||||||||||||
生育特性 | ||||||||||||||||
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写真ライブラリー | 写真ライブラリー | |||||||||||||||
文献情報 | ||||||||||||||||
Opitz, M. et al., New polar ingredients from Asiasarum sieboldii. Pharmazie (1999), 54(3), 218-223. Hashimoto, K. et al., Analysis of the chemical constituents in the original plants of Asiasari Radix. Natural Medicines (1994), 48(1), 39-48. Hashimoto, K. et al., Enantioexcess monoterpenes from roots of Asiasarum sieboldi. Phytochemistry (1994), 35(4), 969-73. Hashimoto, K. et al., The constituents of Asiasarum sieboldi. Part 2. Two glycosides from roots of Asiasarum sieboldi. Phytochemistry (1992), 31(7), 2477-80. | ||||||||||||||||
生薬名 | サイシン | |||||||||||||||
組織培養物及び効率的増殖法 | ||||||||||||||||
植物体栽培及び植物の効率的生産法 | ||||||||||||||||
さく葉標本情報 | ||||||||||||||||
トランスクリプトーム・ゲノミクス情報 | ||||||||||||||||
稀少植物情報 | ||||||||||||||||
保有資源情報 |
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