寒さの区分 | I~IV | 日照条件 | II~IV |
暖かさの区分 | 65~120 | 土壌分類 | II |
土壌適正 | 排水の良い場所に適する.停滞水を嫌う.砂壌土~壌土に適する.必ずしも肥沃地でなくて良い. | ||
遮光 | 陽地を好むが,夏期根元の温度を下げるために,30~50%の遮光か望ましい.寒冷地では不要. | ||
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植物詳細
植物名 | ムラサキ | ||||||
ラテン名 | Lithospermum erythrorhizon Siebold et Zucc. | ||||||
科名 | Boraginaceae | ||||||
和科名 | ムラサキ科 | ||||||
一般名 | ムラサキ | ||||||
一般英名 | Red-root lithospermum, Puccoon | ||||||
品種等 | |||||||
分類 | 多年生草本 | ||||||
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形態的特徴 | 高さ40~70cm.根は暗紅紫色で,直生し,円柱形でやや湾曲,通常分枝する.葉は互生し,ひ針形,ほとんど無柄,長さ約6cm.6~7月頃 茎の先の総状花序の葉状の苞の腋に白色の花を付ける.栽培では,草丈は40~80cmで生育が旺盛な株は1mに達する.2年生以上の株では,1株から2~5本程度の茎が立ち,分枝も多く付ける.全体が粗毛で覆われ,葉は互生し,ひ針形,ほとんど無柄,支脈はやや平行し,長さ約6~8cm.花は径4mm程度で白色.開花受粉後,四分果からなる緑色の果実を形成し,充実に伴い光沢のある灰色~灰褐色となり堅くなる.さらに進むと果皮は光沢のない白色となる.生長が急激になされたもの,あるいは経年栽培したものは,根の表面に縦みぞの入ることがしばしば見られる. | ||||||
生態的特徴 | 中国,朝鮮半島並びに日本では北海道から九州まで,広く自生が見られるが,冷 涼な地域または昼夜の温度差の大きい所に適する.土質は耕土が深くて膨軟な砂壌土~壌土に適し,粘質土には適さない.連作は避ける.生育の良い1年生株では6月下旬から,2年生以上の株では5月中旬から開花か始まる.多年生だがウイルス等の病害虫に弱く,長期間に亘る栽培は困難である. | ||||||
生育特性 | |||||||
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写真ライブラリー | 写真ライブラリー | ||||||
文献情報 | |||||||
Hisamichi, S. et al., Studies on the shikon. 2. The colorless substances isolated from Lithospermum erythrorhizon Sieb. et Zucc. Shoyakugaku Zasshi (1982), 36(2), 170-2. Kyogoku, K. et al., Constituents of shikon. I. Structure of three new shikonin derivatives and isolation of anhydroalkannin. Shoyakugaku Zasshi (1973), 27(1), 24-30. Kyogoku, K. et al., Constituents of shikon. II. Comparison of contents, constituents, and antibacterial effect of fat soluble fraction between nanshikon and kosikon. Shoyakugaku Zasshi (1973), 27(1), 31-6. | |||||||
生薬名 | シコン | ||||||
組織培養物及び効率的増殖法 | |||||||
植物体栽培及び植物の効率的生産法 | 栽培情報 | ||||||
さく葉標本情報 | |||||||
トランスクリプトーム・ゲノミクス情報 | |||||||
稀少植物情報 | |||||||
保有資源情報 |
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