寒さの区分 | I〜II | 日照条件 | II〜IV |
暖かさの区分 | 90未満 | 土壌分類 | I |
土壌適正 | 排水及び保水の良い場所に適する.土壌に対する適応性は大きい.肥瘠いずれにも適応する. | ||
遮光 | 不要 | ||
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植物詳細
植物名 | クマコケモモ | ||||||
ラテン名 | Arctostaphylos uva-ursi (Linne) Sprengel | ||||||
科名 | Ericaceae | ||||||
和科名 | ツツジ科 | ||||||
一般名 | クマコケモモ | ||||||
一般英名 | Bearberry | ||||||
品種等 | 栽培品種アルブータ(Arbuta) | ||||||
分類 | 常緑小低木 | ||||||
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形態的特徴 | 枝条はほふく性で接地すると発根することがある.葉は互生,全縁,倒卵形〜長だ円形,へら形を呈し,長さ25mm,幅10mm内外,初期は草質で明るい緑色を呈し,次第に厚さを増しながら革質,暗緑色に変わる.特異な網状脈があり,主脈はほとんど突出しない.花は枝上端の葉腋に付き,小さなつぼ形の花を束生し,色は白色で赤い縁どりがある.液果は球形で紅熟. ほふくして伸びる茎から直立する茎を分枝し,主茎から一次分枝,一次分枝から二次分枝の順序で末広がりに生長していく.1年枝は木質化せず柔軟であり,2年枝は生育前半は若返り現象を起こしてやや柔軟であるが,後半は木質化し,3年以上の枝条はすべて木質化している. | ||||||
生態的特徴 | 北部ユーラシア大陸〜北アメリカの冷涼な高地に自生する常緑小低木.周北極植物であり,寒冷地に適する.土壌に対する適応性は大きく,肥沃地では茎葉の生長が良く,やせ地では花付きが良い.地上部に比べて根量が多く,高山植物の性質に似ている.融雪後しばらくして新梢の萌芽・伸長が始まり,1箇月目位には開花(北海道では5月下旬〜6月上旬)がみられ,1〜2週間続く.果実は当初緑色であるが,秋(同9月中旬前後)になると紅熟する.耐冷性・耐乾性は高い. | ||||||
生育特性 | |||||||
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写真ライブラリー | 写真ライブラリー | ||||||
文献情報 | |||||||
Shnyakina, G. P. et al., Components of leaves of Arctostaphylos uva-ursi and Vaccinium vitis-idaea. Khimiya Prirodnykh Soedinenii (1981), (5), 675-6. Geiger, H. et al., Quercetine-3β-d-(6-O-galloylgalactoside), a constituent of Arctostaphylos uva-ursi (Ericaceae). Zeitschrift fuer Naturforschung, C (1975), 30c(3-4), 296. Britton, G. et al., Gallotannins. XII. Phenolic constituents of Arctostaphylos uva-ursi. Journal of the Chemical Society (1965), 7312-19. | |||||||
生薬名 | ウワウルシ | ||||||
組織培養物及び効率的増殖法 | |||||||
植物体栽培及び植物の効率的生産法 | 栽培情報 | ||||||
さく葉標本情報 | |||||||
トランスクリプトーム・ゲノミクス情報 | |||||||
稀少植物情報 | |||||||
保有資源情報 |
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