薬用植物総合情報データベース

植物詳細

植物名インドジャボク
ラテン名Rauwolfia serpentina Benth. ex Kurz
科名Apocynaceae
和科名キョウチクトウ科
一般名ラウオルフィア
一般英名Snake-root devil-pepper
品種等
分類常緑樹(中緯度では落葉)
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形態的特徴 樹高0.2~1mの,常緑(栽培の北限域では落葉し,枝枯れする)の小低木.根・根茎は直根性でやや肥大し,灰褐色で縦じわを有す.葉は対生もしくは3~5枚輪生,短柄,披針形で長さ10~17cm,幅3~6cm,基部は楔形,鋭尖頭,全縁でやや波打ち,上面は暗緑色~暗黄緑色で光沢を有し,下面は淡緑色~淡黄緑色.集散花序を頂生(腋生のように見えることがあるが,腋の枝が伸びたためである),不揃いに開花.花は高杯状で,長さ約2cmの細長い筒状で中央に膨らみがあり,花冠は直径約1cmで5浅裂,内面は白色,外面・花筒は淡紅色,雄しべは5,雌しべは1で子房は2室.花柄・萼は次第に赤らむ.果実は石果で,球形または2個接着した形で,光沢があり,熟すと黒漆色となる.種子は淡い黄褐色,偏平で編み目模様がある.
生態的特徴 熱帯アジアの森林内に自生.温度があれば,周年開花.根は苦い.
生育特性 
寒さの区分Ⅴ,Ⅵ日照条件Ⅵ以上
暖かさの区分140以上土壌分類Ⅲ,Ⅳ
土壌適正排水・保水の良い場所に適する.壌土~埴土に適する.肥沃地に適する.
遮光不要
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写真ライブラリー写真ライブラリー
文献情報 
Siddiqui, S. et al., A new alkaloid from the roots of Rauwolfia serpentina. Journal of Natural Products (1987), 50(2), 238-40.
Eder, H., The constituents of Rauwolfia serpentina. Pharmazie (1955), 10, 236-43.
生薬名 ラウオルフィア
組織培養物及び効率的増殖法
植物体栽培及び植物の効率的生産法 栽培情報
さく葉標本情報
トランスクリプトーム・ゲノミクス情報
稀少植物情報
保有資源情報
導入年 保有研究部 導入番号
1959種子島研究部0012-59TN
2002筑波研究部0525-02TS (IZ)