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組織培養物及び効率的増殖法_文献

植物名ウンシュウミカン
ラテン名Citrus unshiu Marcowicz
文献コードCitrus_unshiu-Ref-2
出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)Masashi YAMAMOTO and Shozo KOBAYASHI, Plant Tissue Culture Letters,12 (2) ,131-137 (1995)
要約(和訳)‘十万'ウンシュウ (Citrus unshiu) のエンブリオジェニックカルスから得られたプロトプラストと‘F.N. ワシントン'ネ ーブルオレンジ(c. sinensis) の葉肉由来のプロトプラストとの細胞融合を電気融合で実施した。1個体が再分化し,その染色体数は両親と同じく 2n=18 であった。その植物体の葉から DNA を 抽出し,イネの核 rDNA,タバコの葉緑体 DNA断片及びカブのミトコンドリア DNA 断片を用いサザンプ ロット分析を実施したところ,形成された植物体の rDNA はC. sinensis と同一であり,葉緑体及びミトコ ンドリア DNA は C. unshiu のものと同じであった.これらの結果から,細胞融合によって得られた植物体 は, C. sinensis の核とC. unshiu の細胞質からなる細胞質雑種であることが明らかとなった.
目的C.sinensisの無菌細胞質と核ゲノムを示していると思われるC. unshiuの細胞質ゲノムを持つサイブリッドの産生を報告する。
材料(品種,系統,産地,由来)培養植物
外植片葉とカルス
初期培養20 mg/l kinetinを含むMSおよびTucker (MT)培地で1年間維持
シュート増殖プロトプラストから得られた緑色の胚様体を、500mg/l 麦芽抽出物、40mg/l アデニン、5%スクロースおよび0.9%寒天を含むBMに移した。 発生した子葉胚様体を、10mg/l のジベレリン酸、2%のスクロースおよび0.9%の寒天を含むBM培地に移した。
発根
馴化条件
鉢上げ・定植
栽培条件
再生植物体の形質
分析した成分
成分の抽出法
分析法
備考