薬用植物総合情報データベース

組織培養物及び効率的増殖法_文献

植物名キキョウ
ラテン名Platycodon glandiflorum (Jacq.) A. DC.
文献コードPlatycodon_glandiflorum-Ref-1
出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)米光ら,Natural Medicines 52(4): 368-371(1998)
要約(和訳)圃場栽培のPlatycodon grandiflorum A. DCの開花植物の腋芽を0.3 mg / L BAおよび0.1mg / L NAAを添加したMS培地で培養すると複数のシュートを形成した。その割合は50%で、芽当たりの平均芽数は4.2であった。0.3 mg / L BAおよび0.03mg / L NAAを添加したMS培地で培養すると約1cmの茎頂からマルチプルシュートが得られた(平均3.5)。 0.03mg / L NAAを添加したMS培地で培養するとin vitroシュートの100%が発根した。 苗木はバーミキュライトに移され、野外で栽培された。
目的組織培養による増殖
材料(品種,系統,産地,由来)国立医薬品食品衛生研究所和歌山薬用植物栽培試験場
外植片開花中の腋芽を採取。中性洗剤で洗浄、70%エタノールで30秒、2%次亜塩素酸ナトリウムで10分間表面殺菌し、滅菌水で5回洗浄。
初期培養腋芽を0.3 mg / L BAおよび0.1mg / L NAAを添加したMS培地で培養
シュート増殖0.3 mg / L BAおよび0.03mg / L NAAを添加したMS培地で培養
発根0.03mg / L NAAを添加したMS培地
馴化条件バーミキュライトを入れたビニルポットに植え付け、最初の1週間はビーカで覆い、その後徐々に取り除いた。
鉢上げ・定植
栽培条件
再生植物体の形質
分析した成分
成分の抽出法
分析法
備考