植物名 | ショウガ |
ラテン名 | Zingiber officinale Roscoe |
文献コード | Zingiber_officinale-Ref-6 |
出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年) | Abbas M, et al., Journal of Microbiology, Biotechnology and Food Sciences (JMBFS) 4: 142-148 (2014) |
要約(和訳) | 本研究は、植物組織培養でのショウガミクロ根茎の効率的生産方法に着目して実施した。ミクロ根茎は、種々濃度のsucrose(30, 60 and 90 g/L)、6-benzylaminopurine(BAP)(3, 6 and 9 mg/L)を添加したMS培地、種々明期条件で培養した培養シュートの基部に誘導され、ミクロ根茎誘導の最適条件は、9 mg/L BAP及び 60-90 g/L sucrose含有MS培地、16時間明期、10週間以内の培養であった。組織培養でのショウガのミクロ根茎の誘導は、BAP濃度、sucrose濃度、明期の多くの要因で制御されていた。 |
目的 | 植物組織培養によるショウガのミクロ根茎の効果的で信頼性が高く、再現性の高い手法の開発
Effective, reliable and reproducible protocol
for in-vitro production of ginger microrhizomes |
材料(品種,系統,産地,由来) | 培養シュート |
外植片 | 培養シュート |
初期培養 | |
シュート増殖 | 4-5 cm高のシュートを初期培養物より切り離して分割して種々濃度のsucrose (30、60及び90 g/L)、BAP (3、6又は9 mg/L)及び0.7% agar含有MS培地に移植した。各処理5反復とした。MS固形培地は2群に分け、1群は16時間明期(蛍光管、3,000 Lux)、もう一群は暗所で10週間(継代2代)培養した。培養温度は25±1℃とした。前培地の各組合せ処理に対し、3条件の実験を明所と暗所で行なった(各群5反復、30処理)。その結果、ショウガミクロ根茎誘導の最適条件は、9 mg/L BAP及び 60-90 g/L sucrose含有MS培地、16時間明期、10週間以内の培養であると結論付けた。 |
発根 | |
馴化条件 | |
鉢上げ・定植 | |
栽培条件 | |
再生植物体の形質 | |
分析した成分 | |
成分の抽出法 | |
分析法 | |
備考 | |