植物名 | イカリソウ |
ラテン名 | Epimedium grandiflorum Morr. var. thunbergianum (Miq.) Nakai |
文献コード | Epimedium_grandiflorum-Ref-1 |
出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年) | Al-Matar, S.M. et al., In Vitro Cell.Dev.Biol.-Plant 35, 245–248 (1999) |
要約(和訳) | イカリソウの葉軸外植片からのマイクロプロパゲーションシステムを開発した。外植片は、1 Lあたり100 mg myo-イノシトール、2 mg ピリドキシン塩酸塩、2 mg ニコチン酸、0.40 mg チアミン塩酸塩、 30 g ショ糖、2 g Phytagelを含むMS培地で培養した。培地には、2,4-Dを0.1、0.2、または、0.25 mg/L(0.5、0.9、 1.1 µM)と、N6-ベンジルアデニン、または2-イソペンテニルアデニン(2iP) 2.5、5、または10 mg/Lを組み合わせて添加した。培養物は16時間明期(40 µmol/m2/s)、23 ± 2℃で維持した。シュート再生に先行して、カルス化が起こった。カルス形成は2,4-Dの濃度が高いほど増加した。最も高い再生率は、外植片の83%で、10 mg/L BA(44.4 µM)と0.25 mg/L 2,4-D(1.1 µM)の組み合わせで得られた。シュート数の最大値は、外植片あたり15で、0.1 mg/L 2,4-D(0.45 µM)と2.5 mg/L BA(11.1 µM)を含む培地で培養した外植片から得られた。シュート長の最大値は、0.4 cmで、0.5 mg/L BA(22.2 µM)と0.2 mg/L 2,4-D(0.9 µM)の組み合わせで得られた。植物体を再生するため、シュートを分割し、1 gの活性炭を含むホルモンフリーの培地で発根させた。葉軸は、イカリソウのマイクロプロパゲーションに適した外植片の材料であり、カルス生産に適していることが証明された。 |
目的 | |
材料(品種,系統,産地,由来) | |
外植片 | |
初期培養 | |
シュート増殖 | |
発根 | |
馴化条件 | |
鉢上げ・定植 | |
栽培条件 | |
再生植物体の形質 | |
分析した成分 | |
成分の抽出法 | |
分析法 | |
備考 | |