植物名 | オタネニンジン |
ラテン名 | Panax ginseng C. A. Mey. |
文献コード | Panax_ginseng-Ref-8 |
出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年) | Arya S et al., Plant Cell, Tissue and Organ Culture 34: 157-162 (1993) |
要約(和訳) | 体細胞胚とエンブリオジェニックカルスが,オタネニンジンの未熟胚から形成した.これらの体細胞胚は2次胚,3次胚形成によって増殖し,それは培地中のホルモンで影響された.オーキシンである1.0mgL-1の2,4-D,NAAおよびIAAは,最初の胚の胚軸や子葉から直接発生した2次胚,3次胚の形成に効果的だった.体細胞胚や不定胚の集合体は,最初の胚から誘導された.サイトカイニン(Kn,BA)は,不定胚形成を阻害した.二次不定胚は生育して,2つの過程(MS+1.0mgL-1のKnでシュート伸長,1.0 mgL-1のKn+1.0 mgL-1のGA3培地で発根)で植物体が再生した. |
目的 | 不定胚からの2次胚、3次胚形成による増殖法の検討 |
材料(品種,系統,産地,由来) | 4℃、暗黒条件で保存した種子 |
外植片 | 種子を70%エタノールで5分間、50% Clorox液で20分間処理後、滅菌水で3回洗浄。胚を摘出して実験に供試。 |
初期培養 | 胚を1.0mg/Lの2、4-D、0.01mg/Lのカイネチンを含むMS培地で25℃暗黒条件で10週間培養すると、4週間後にカルス形成、6週間後に不定胚形成。不定胚とエンブリオジェニックカルスは1.0mg/Lの2、4-Dを含むMS培地で20℃、16時間日長で継代培養。 |
シュート増殖 | 1.0mg/Lのカイネチンを含むMS培地でシュートが伸長 |
発根 | 1mg/LのGA3を含むMS培地で発根 |
馴化条件 | 記述なし |
鉢上げ・定植 | 記述なし |
栽培条件 | 記述なし |
再生植物体の形質 | 記述なし |
分析した成分 | |
成分の抽出法 | |
分析法 | |
備考 | |