| 植物名 | セリバオウレン |
| ラテン名 | Coptis japonica Makino var. dissecta Nakai |
| 文献コード | Coptis_japonica_var_dissecta-Ref-1 |
| 出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年) | Syono K and Furuya T, Experientia 28: 236 (1972) |
| 要約(和訳) | 要約無し |
| 目的 | ベルべリンを含み健胃薬として広く使われるセリバオウレンはベルべリン蓄積部位である根茎の成長は非常に遅いことから、ベルべリン生産において重要と考えられるカルス培養系の研究・開発 |
| 材料(品種,系統,産地,由来) | Coptis japonica Makino var. dissecta (Yatabe) Nakai |
| 外植片 | 5 mmの葉柄切片 |
| 初期培養 | オウレンの葉柄切片 (5 mm) を 10% 次亜塩素酸で 10分 間殺菌し、1 mg/L 2,4-D、及び、0.1 mg/L Kin を含む MS 寒天培地上で、26℃、暗所下培養。切片の切断面に生じた黄色く、もろいカルスを取出し、同培地で6週間ごとに継代。カルスを6週間以上培養すると、時々、不定根や多数の淡黄色の小球塊 (0.5-3 mm) が認められた。顕微鏡観察から、小球塊はカルスより、40-80 μm の球状の塊として生じ、時として極性を持った成長を示して、茎頂を持たない根を生じる小球塊、あるいは、シュート及び根を生じる小球塊へと成長した。このシュート及び根を生じる小球塊を植物成長調節物質を含まない MS 培地へ移植し、25-30℃ 、40W の蛍光ランプ下で1ヶ月間培養した結果、緑葉が展開し、黄色い根が伸長した。 |
| シュート増殖 | 記載なし |
| 発根 | 記載なし |
| 馴化条件 | 記載なし |
| 鉢上げ・定植 | 分化した小植物体を土壌の入った鉢へ移植 |
| 栽培条件 | 記載なし |
| 再生植物体の形質 | 約 10 cm の高さまで、良好に生育 |
| 分析した成分 | 記載無し |
| 成分の抽出法 | 記載無し |
| 分析法 | 記載無し |
| 備考 | |