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組織培養物及び効率的増殖法_文献

植物名ウンシュウミカン
ラテン名Citrus unshiu Marcowicz
文献コードCitrus_unshiu-Ref-1
出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)Nito N and Iwamasa M, Plant Cell, Tissue and Organ Culture 20: 137-140 (1990)
要約(和訳)NAA,カイネチンとGA添加のMS培地で,温州ミカンの砂じょうからカルスを誘導した. 胚様体は,1mg/L以下の NAA添加培地でカルスから形成された.胚様体は胚へ成長し,1mg/Lの GA添加培地で幼植物が得られた.
目的カルスからの植物体再生
材料(品種,系統,産地,由来)‘林温州’ミカンの未熟果(開花10-120日後)
外植片未熟果を70%エタノールで3分間の表面殺菌後、滅菌水で2回洗浄した。果実を無菌的に開き、さじょうを摘出してMS培地に置床した。
初期培養1mg/L NAA, 1mg/L Kinetin添加MS培地でさじょうからのカルス形成が良好だった。開花10日後の果実のさじょうから形成したカルスから、1mg/L NAA添加培地で15週間後に胚様体が形成した。
シュート増殖胚様体を1mg/L GA添加培地で植物体に再生した。。
発根記述なし
馴化条件記述なし
鉢上げ・定植記述なし
栽培条件記述なし
再生植物体の形質記述なし
分析した成分
成分の抽出法
分析法
備考