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組織培養物及び効率的増殖法_文献

植物名ヤマノイモ
ラテン名Dioscorea japonica Thunb.
文献コードDioscorea_japonica-Ref-2
出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)松原, 石原, 岡山大学報, (72) 19-26 (1988)
要約(和訳)ヤマノイモのウイルスフリー株を育成し、さらに効率よく育成するため、茎頂、茎切片、葉切片の培養を試みた。ヤマノイモの茎頂を0.01mg/LのNAAとBA添加基本培地に移植すると小植物体が再生した。また、無菌植物の茎、葉切片をNAA0.1mg/L, BA0.01mg/L添加培地に移植すると、いずれの器官からも2.4%の不定芽形成および9%の発根がみられた。
目的ウイルスフリー株の育成を目的として、茎頂培養を行なった。
材料(品種,系統,産地,由来)ツクネイモ‘タカシロ'
外植片無菌植物のえき芽の茎頂を70%エタノールとアンチホルミンで表面殺菌後、1~2葉原基を含む約1mmの軽重を摘出した。また、継代培養を続けている無菌の植物体から2mmの茎切片、葉片2×2mmを切り取り、用いた。
初期培養基本培地(thiamine-HCl 0.1 mg/L, pyridoxine-HCl 0.1 mg/L, nicotinic acid 0.5 mg/L, myo-inositol 100 mg/L, glycine 2.0 mg/L, ショ糖30 g/L, 寒天0.8 g/L)にNAAとBAをそれぞれ添加し、25℃, 1500luxの人工光, 16時間日長で培養。茎頂において、NAAとBAを0.01 mg/L添加した区で植物体形成率が60%と最も高く、次いでNAAとBAを0.1 mg/L添加した区で植物体形成率が40%であった。葉切片において、NAA0.1mg/L, BA0.01mg/L添加培地で不定芽形成が2.4%と高かった。
シュート増殖
発根NAA0.1mg/L, BA0.01mg/L添加培地で葉切片の9.6%、茎切片の9.0%が発根した。
馴化条件
鉢上げ・定植
栽培条件
再生植物体の形質
分析した成分
成分の抽出法
分析法
備考