植物名 | キハダ |
ラテン名 | Phellodendron amurense Ruprecht |
文献コード | Phellodendron_amurense-Ref-2 |
出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年) | M. A. K. Azad & S. Yokota & F. Begum & N. Yoshizawa, In Vitro Cell.Dev.Biol.-Plant (2009) 45:441–449
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要約(和訳) | 胚軸から体細胞胚とそれからの植物体再生が確立できた。体細胞胚を含むフライアブルカルスは、8.8µM BA, 4µM ",4-D添加のMS培地で誘導できた。胚からの発芽は、ホルモンフリーの1/2MS培地が良かった。エンブリオジェニックカルスからの植物体再生は2µM BA, 1µM NAA添加のMS培地、発根は0.5-2µM IBA添加のMS培地が良かった。植物体をバーミキュライトに移植後、野外に移すことができた。
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目的 | 不定胚経由の植物体再生による大量増殖系の開発
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材料(品種,系統,産地,由来) | 成熟果実を熊本大学薬草園で採取し、種子を70%エタノール3分間、3%アンチホルミンに20分間の表面殺菌し、滅菌水で洗った。
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外植片 | 2.2 μM BA.添加のMS培地に種子を蒔き、発芽させた。
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初期培養 | 無菌発芽後、2-3節になったシュートを4週間ごとに1節ごとに切り分け、 2.0 μM BAを含むMS培地で増殖
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シュート増殖 | 8.8 μM BA and 4.0 μM 2,4-D添加のMS培地でembryogenic callusと不定胚が形成され、そこからの植物体再生は2.0 μM BA and 1.0 μM NAAが適していた
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発根 | 発根は、シュートを0.5–2.0 μM IBA添加のMS培地に移植する
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馴化条件 | バーミキュライトに移植し、順化
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鉢上げ・定植 | 記載なし
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栽培条件 | 記載なし
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再生植物体の形質 | 順化後の植物体に形態的変異は見られない
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分析した成分 | |
成分の抽出法 | |
分析法 | |
備考 | |