植物名 | クチナシ |
ラテン名 | Gardenia jasminoides Ellis |
文献コード | Gardenia_jasminoides-Ref-3 |
出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年) | Chuenboonngarm, N, et al., ScienceAsia 27: 137-141 (2001) |
要約(和訳) | Gardenia jasminoides Ellisの茎頂は、BA(0,2.5,5,7.5および10mg / l)および2iP(0,2.5,5,7.5および10mg / l)濃度のB5寒天培地で増殖できた。 10mg / lのBAを含む培地では、BA無添加培地のシュート数の7倍であった。 BAで増殖した植物体は、非無菌条件でも100%の生存率で正常な生育となった。 7.5mg / l の2iPを含む培地でのシュートの数は、2iP無添加培地より4倍多かった。 2iPを吸収した外植片は全て、異なる程度の白色葉組織を示すキメラ植物となった。 これは、G.jasminoidesにおいて、2iPによって誘導される細胞性変異の最初の報告である。 キメラ植物は70%の生存率で、非無菌状態では遅い増殖となった。 |
目的 | G.jasminoidesの組織培養におけるB5培地の使用を評価することを目的とする |
材料(品種,系統,産地,由来) | G. jasminoidesの新梢は、自然条件で栽培された5つの植物(タイのバンコクにあるスアンルアンラマIX植物園、およびタイのバンコク、マヒドール大学理学部)から得られた長さ5cmのGardenia jasminoides Ellisである。 |
外植片 | 葉を除去した後、シュートを中性洗剤で洗浄し、水道水で10分間すすいだ。 次いで、Tween-20を入れた15%(v / v)Cloroxに10分間浸漬し、Tween-20天下の10%(v / v)Clorox中に10分間浸漬し、続いて滅菌蒸留水中で5分間5回すすいだ。 切除された茎の先端(0.5-1.0cmの長さ)を外植片として用いた。 |
初期培養 | 10 mg/l BA 添加のB5培地 |
シュート増殖 | 7.5 mg/l 2iP 添加のB5培地 |
発根 | 植物成長調節物質を含まないB5寒天培地 |
馴化条件 | 発根した植物体は、培養と同じ環境下で透明な蓋付きの容器中に入れた湿らせたバーミキュライトに移植した。 コンテナの蓋を1mmのピンホールがある無色透明のプラスチックシートに替えることで1ヶ月間で順化できた。 |
鉢上げ・定植 | 幼植物体は鉢に移し50%自然光の下で温室におき、2ヵ月後に屋外に移した。 |
栽培条件 | 記載なし |
再生植物体の形質 | |
分析した成分 | |
成分の抽出法 | |
分析法 | |
備考 | |